箪笥のひきだし

株式会社TAN-SU代表。コンテンツプロデューサー。畑楽人。地域や産地のPR戦略やメディア企画、情報開発、コンテンツ制作、商品開発など多数プロデュース。オンラインショップ『おちゃのま商店』の運営。高知県日高村オムライス大使。野菜づくりはルーティーンワーク。

僕のようなアホな経営者が投資について勉強してみたら。

2021年2月11日(祝木)、早朝。
昨日はリモートでミーティング三昧。
今日はYouTubeでお金の話を聞いて勉強になったんですが、あるアメリカ人の投資家さんは「生活と投資のバランスはどのように考えているか?」という質問に対して、2年間仕事しなくても生活できる蓄えを残して、それ以外は全て投資に使うそうです。アメリカの株式投資らしいですが長期投資で配当金で生活費は担保できているという話でした。会社も同じように2年から3年の運用資金を担保してあとは開発や事業投資しないと将来の利益が出てこないという話。

なるほど、少し投資の考え方をリサーチしてみると、資産を増やしたいのか、資産を守りたいのか、この2つの投資の考え方があって、自分はどちらなのか?と理解して投資をしている人は少ないと知り、さらに「なるほど!」と納得。前述したアメリカ人の投資家さんは資産を守りながら投資額を増やしているそう。会社の運営を置き換えてみると面白いんですが、うちみたいな小さな会社でも理屈は同じで、事業投資をしないと会社の資産は増えないし使えるお金は生み出せない。お金を生み出せないサービスや商品にはニーズがないということであり、ゆくゆくは会社も傾いていくということですね。勉強になる。

僕は投資に関してはほぼ素人なんで、ニュアンスでしかわからないんですが、投資に詳しい人の話を聞くと、投資をしろっていう人もいれば、事業投資しろっていう人もいたりと色々です。日本の銀行に預金や郵便貯金をしてても金利も低すぎて意味がないってことだけはみんな口を揃えて言う。

あ、面白い話が銀行の貸借対照表って一般的な貸借対照表と逆で、銀行は預金者からお金を借りているというフォーマットらしいです。僕たちの配当に当たるのが金利になるんですが、今はほぼゼロに近い。どうせお金を貸すなら手数料が高く取れるところに貸そうっていうのは真っ当な話ですよね。銀行の貯金離れや、金融機関がこぞって投資型の預貯金サービスを展開する理由がわかった気がする。

日本人って投資教育を受けていないので、不労所得?的なことに対して抵抗や偏見が強いけど、海外では投資は事業準備や事業開発へのステップなのでこれからは会社の規模や個人でも投資に対するスキルは持たないといけないと感じた。今は小学生でも株式投資の授業があるくらいなんで、子供の方が投資に詳しいかもしれないぞ。ドキッっ。

会社を経営している人は、一度自分の会社の資産の確認と運用の見直しをしてみてもいいのかもしれないですね。意外と無駄な支出や間違った投資が多いように思います。

ちなみに僕は会社の積立型の保険をやめました。安価な掛け捨てサービスでも保証内容が変わらないものがいっぱいあるし、個人保険も見直すし、スマホも格安にしておこうかと思っています。それによってなんと年間60万円もの経費削減につながったことは、内緒にしておこう。

オレのばか!
と自分をののしってやりたいと思う、祝日の早朝。

でも、時間は買えないので、僕が投資するなら一番自分がやりたいこと、大切なこと、楽しいこと、そんな時間を生み出すための投資を考えますね。

山口やすゆき