箪笥のひきだし

株式会社TAN-SU代表。コンテンツプロデューサー。畑楽人。地域や産地のPR戦略やメディア企画、情報開発、コンテンツ制作、商品開発など多数プロデュース。オンラインショップ『おちゃのま商店』の運営。高知県日高村オムライス大使。野菜づくりはルーティーンワーク。

歩き出すタイトル!「中途半端ミュージアム」へようこそ!思いつき実験簿。

2021年2月10日(水)、早朝!
100均で買ったコーヒードリッパーで酸味の少ないコーヒーを落としながらブログを書いています。やっぱ自分でいれるコーヒーは美味しいなぁ。

昨日は用事があって家族で千葉県の鴨川まで行ってきたので、帰りに潮騒市場にあるバームクーヘンのお店「KAMOGAWA BAUM」によってお土産を買って帰りました。空が澄んでいて海が綺麗だったなぁって、写真撮り忘れました。千葉県を南北に一気に往復したので結構長旅した気になりましたね。

f:id:yasuyuki_yamaguchi:20210210061157j:plain

 

思いつきは事件ではなく、実験である。


後世に語り継がれそうな名文句です!?が、まずこの書き出しからスタートしてみます。どこの会社にも何かを思いつきで新しいことをやる人、っていますよね!?やっちゃう人、中途半端な人、勘弁してくれよ、なんとなくこんな印象が強い感じの人っていますよねー。僕もまさにこの思いつき人ですね。たいてい印象度が良くないですね。
僕も結構思いつきですぐ動いてしまうので、スタッフから一回考えましょうって止められることが多いです。振り回されるって感じでみんなソワソワしていますw なぜその企画を今やるの!?っていう理由が、僕のようなアホ経営者でもあるわけですよ。今でないと遅いんですよってはっきりとした理由があるわけです。

そこで今日はあえて「思いつく人」側の立場になって話してみようと思います。僕も思いつく側の一人なんですが、まず「思いつく人」と「思いついて実行する人」とですみわけします。両者は似て非なるもので圧倒的に実効性の高い人の方が未来を見ています。と言いたい。アイデアを思いつくだけでは何も生まれません。どうしたら実現できるのかを考えることに価値があるわけです。

即応力とでも言うのでしょうかね。僕の考える「思いつき人」の定義は「思いついて実行する人」ですね。どんな小さな企画でも実行によって様々なコミュニケーションを生み出すメリットがありますし、実行過程においてリスクを取れる人って価値を生み出す人だと思います。その点においては僕は自営業という会社運営を実行しているので、雇用される立場ではなく、経営者の目線でいろいろと考えています。

「思いつく」だけの人、これだけでも十分すごいことなのですが、その一歩先の自分で責任をとって実行まで持ってい毛たら尚最高です。自分で資金を集めるといことまでしなくても、まずは会社に提案するとか周囲に提案してみるとか、まずは実行まで動くことで本当の「思いつき人」だと思います。


毎日オープンしている「中途半端ミュージアム」へようこそ!


僕の中には思い付いたけどまだ形になっていない「中途半端のかけら」がたくさんあります。これを僕は「中途半端ミュージアム」と呼んでいます。会社を設立して5年間、思い付いたことをいろいろと実験をしてきました。実験をすることによってフィット感や自分達の強み弱みを知り、5年後以降に僕たちが本当に世の中に発信すべきものを整理していました。

理由は、これからはコンテンツ=物語を売る時代が来る!

と思ったからです。これには準備をする必要があります。自分達にあったフォット感を探る必要があります。そこから生まれたのが僕たちの「おちゃのま商店」というオンラインショップです。今は読み物や音楽、映像など楽しめるコンテンツ型のオンラインショップに向けて動き出しています。これまで中途半端だったコンテンツアイデアが、プラットホームの中で形になってくると思います。

 

僕たちの会社では自社が主体となって企画運営したイベントやプロジェクトがいくつかあります。コロナ禍で立ち切れになったものや、なかなかフィットせず継続できなかったものがたくさんあります。他人から見たら中途半端。スタッフからしたら事件。僕からしたら実験。この溝は永遠に埋まることはありませんが(笑)

一つ言えることはスタッフにきちんと説明してからスタートしろよ(^^)って感じですね💦すみません。まぁ、スタッフからも思いつき社長、続かない人、後先考えずやっちゃう人、瞬間湯沸かし器など、散々言われてますが、思いつきのたびに巻き込まれるスタッフはたまったものではないと思うし、その通りなので返す言葉がありません(笑)反省!

新しいアイデア💡をひらめいたときに熱々の状態で、自分たちの会社にフィットするかしないかはやってみないとわからないんです。僕の思いつきの事件は、おそらく予行練習、実験と言った要素が多分に含まれていて、会社にフィットしなければ止めてしまうので、お蔵入りならぬ引き出し入りです。事件ではなく実験なんです。

でもそうして引き出し入りしている企画アイデアは、あればあるほど将来のお仕事に役立ちます。

f:id:yasuyuki_yamaguchi:20210210070502j:plain

 

もう一つ、僕たちの仕事の中に、地域や企業のメディアプロモーションという仕事があります。プロモーションという言葉は、広報宣伝活動や広告制作、販売促進、PR(パッブリックリレーション)、コンテンツ制作、ブランディング、イベントなどの多岐に渡る活動の総称として使います。意外に定義が広くて混同しますが、僕たちはその中でも新規事業や新しいプロジェクト、企業の商品のリブランディングブランディング支援などスタートアップのお手伝いをすることが多いです。

理由としてはおそらく提案する企画量やメディアネットワークが豊富なので選択肢が多いことと、ブランディングに大切なクリエイティブを提供できることもあって、各方面から相談がくるのだと思います。デザインや映像によってプロジェクトのイメージはガラッと変わりますから。予算も少ないけど、、、という方も多いですが、工夫してでもやることも僕たちの特徴の一つです。

地域や企業のプロモーションは一律ではなく、他社と差別化するために様々な情報開発をする必要があるので、硬軟様々な企画アイデアが求められます。毎回同じようなサービスやアイデアばかりでは差別化できませんし、そんな時にTAN-SUの「中途半端ミュージアム」からアイデアのかけらを探してきて提案するわけです。

TAN-SUのいろんな実績

tan-su.com

思いつきはスタッフからしたら事件ですが(笑)、僕からしたら実験です。と言わせてください。思いつき実験簿なわけです。この作業がTAN-SUの物語作りやフィット感の創出につながるわけです。

 

「思いつき人」になるには、「思いついて実行する人」になろう!いろんな実験が将来に役立つよっていうお話でした!

それでは今日も素敵な一日を!

 

山口やすゆき