箪笥のひきだし

株式会社TAN-SU代表。コンテンツプロデューサー。畑楽人。地域や産地のPR戦略やメディア企画、情報開発、コンテンツ制作、商品開発など多数プロデュース。オンラインショップ『おちゃのま商店』の運営。高知県日高村オムライス大使。野菜づくりはルーティーンワーク。

WEBマーケティングの重要性

早朝の畑しごと。
OLDMAN'S TAILOR(オールドマンズテイラー)の白い前掛けをクシュクシュと丸めて水筒片手に畑に向かうのが好きなのです。

畑の名前はスタッフが命名した「おちゃのま畑」。
この畑では自社のWEB SHOPでのキャンペーン用や農業体験用のお野菜、仕事の現場やスタッフへの差し入れする野菜、会社のお中元やお歳暮用の野菜を育てています。さしづめ僕は管理人のおじさんと言ったところですが、日々の生活を整えてくれる重要な場所なのです。


うちの会社ではいくつかの「おちゃのま」を運営しています。「おちゃのま畑」に「おちゃまの商店」、音楽レーベルの「おちゃのまミュージック」に、出版レーベル「おちゃのまブックス」、現在準備中のコンテンツメディア「おちゃのまタイムズ」です。


WEB SHOPの「おちゃのま商店」では、オリジナルキャラクターを使った知育アイテムや絵本、ハサミ練習用の工作キッド、音楽や文具などを販売しています。特に保育園や幼稚園などの保育の現場で活用していただいてますので、僕たちも現場の先生が使いやすいような仕様で制作しています。


ここ数年、WEBマーケティングの重要性は一段と高まった感があって、個性をいかにブランディングしていくかとても重要です。うちの場合、手に取りやすいように安価な知育キッドが多いので定期的に作品を楽しんでもらえるようなファンづくりが重要です。パパママさんと保育士さんではニーズも違うので、SNSを活用しながらアンケートを収集したり、各プラットホームでの販売方法やニーズを検証しながら作品を育ててきました。


面白かったのは、、、
自社で人気の工作キッド「お野菜ちょきちょきトントンシート」は、紙素材のキッドだとCreemaでは70セットがあっという間に完売するのに対して、自社のWEB SHOPでは紙素材のよりもデータ版のニーズが圧倒的に多いです。データ版という商品ニーズもある意味発見でした。


おちゃのま商店 WEB SHOP

https://ochanoma.shop/

おちゃのま商店 Creema
https://www.creema.jp/c/ochanoma123/item/onsale


コロナ禍でお客さんとのコミュニケーションが希薄になる中、毎シーズンごとに野菜をプレゼントするキャンペーンを実施して定番の赤いジャガイモを届けています。楽しみにしてくれる子供たちも増えて作る張り合いも出ます。


2018年から始めたマーケッタの方々との出稽古!?(勉強会)を通じて自分の視野の狭さに驚かされたわけですが、、、そこから先行投資の重要性を学んできました。10月には自社メディア「おちゃまのタイムズ」もスタートします。「サポートする人たちをサポートする」をテーマに、全方位メディアではなく「おちゃのま商店」の作品を愛用してくださる方に向けたコミュニケーションメディアです。いわばスーパーやコンビニで流れてる店内放送のようなメディアです。絶賛準備中!

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物語を作ろうと決めた日

久々の考察です。

毎日試行錯誤が続きますが、一体何に試行錯誤しているのかを棚卸している日々です。
養老孟司先生は「迷うということは人間ということ」とおっしゃっていた。

一言で言うならば「しょうがないw」ということだそうです。

 

最近、将来の目標ができまして少しだけ心が弾んでいます。

目標ができると活力が湧いてくるし創造性がかき立てられます。

そんなふうに将来を想像しながら、無駄なものや不向きなものを

一つずつ棚卸している状況です。

 

きっかけは、ある危機感。

うちの会社は少数のため外部とアライアンスを組みながら様々なメディア事業をしています。
僕たちの会社がハブになって企画したものを、それぞれの会社に外注するというのが、

基本的な作業の流れが通常です。

 

特に多いのはメディアや媒体を活用した観光PRのお仕事です。

僕は企画全体のプランニングや体制づくりを行うことが仕事なんですが、

僕がこれまで培ってきた経験と人脈の中でいろんなメディアの提案ができるため、

今のところは代理店さんからも重宝されている気がします。

もちろん自分たちで企画から制作まで全ての行程を仕切ることもありますが、

それはごくわずかで主に自分たちが生み出したオリジナルキャラクターや音楽制作や映像制作だけです。

いずれはキャラクターや音楽を生かして絵本や物語を子供達に残したいと思っているのですが、

日々の仕事に追われて、なかなか先行投資に費やす時間とコストを確保する決断ができません。

 

そうこう将来のことを考えていると、いつも早い決断の重要性にぶち当たりますが、

会社の経営のことを考えると、日々の売り上げが立たないことは恐ろしいことなので、

いつも決断するタイミングをうだうだと延ばしてネガティブな感情が芽生えてきます。

それでも会社はなんとか5年も存続することができています。

 

さて、今後の10年、20年、歳を重ねていくのであれば、本当にやりたいことをやろう!

正確には、本来やりたかったことに集中しよう!ということかな。

でも、そんな思いを抱えながらも、やっぱり日々の仕事に追われてしまうわけです。

要するに、僕のようなメディアプランニングという仕事はクライアントさんのニーズに対応する仕事なので、

自分たちが表現したい作品を作って、いろんな人に届けるお仕事とは真逆の仕事です。

 

総合代理店のような仕事の受け方にはいつも危機感を持っていました。

僕たちはクリエイティブを作る会社であって、代理店のような総合的な広告のお仕事は不向きな会社ですが、

これまでの経験で学んだ対処方法や捌き方、運用方法、外部ネットワークとの連携によって成り立ってしまっている点は

実は大きな問題点なです。これによって、将来自分たちが勝負したいことへの挑戦の時間が割かれてしまいます。

そんな危機感を日々抱いていました。



ただ、ゆっくりではあるけれど新しいキャラクターも生み出すことができました。

キャラクターを生み出してすぐに新しい製造メーカーの方々と出会うきっかけをいただきました。

これまではクライアントさんとのお付き合いと言えば、広報セクションの方々から予算を預かって

PRの設計をするというお仕事が中心。でもキャラクターを持ったことで商品開発やデザイン分野の

セクションの方ともお仕事をするようになって、一緒に商品を作り上げていく面白さにも出会えたことは

本当に大きな経験でした。

 

僕たちの作った物語が、ある商品となってスーパーやホームセンターの売り場に並ぶわけです。

キャラクターに役割を与えていただくことでなんだか命が吹き込まれたような気がして、

とっても嬉しい気持ちになったことは忘れもしません。

 

この経験によって、僕たちが本来やりたかった「物語を作ること」へ完全にシフトチェンジしたいと

はっきりと認識できました。子供から大人まで楽しめる物語を作れれば誰かをちょっとだけ幸せに

できるかもしれないと、より自分たちが特化した役割を持ちたい気持ちが強くなっていきました。

 

そして何より、僕自身もクリエーターでいることが重要だと思い、

もう一つの肩書きをタイトルプランナーにし、「山口タンス」というペンネームも作りました。

そうすることで、もう逃げ場はありませんwあえて自分をその道に追い込んでいく。

 

元々クリエーターではありましたが、仕事上プロデューサーとしての業務が多いので、

自分を一人の表現者としてアナウンスするタイミングを逸してしまったのが正直なところ。

でも表現したいことや作りたいものは山ほど生まれてくるので、経営と表現の葛藤の狭間で

苦しかったのが正直な気持ちですね。

 

でもこれからは、表現者として作品づくりをベースに置きながら、

仲間たちやチームのみんなが楽しめる場所を作るために、会社やアトリエを経営する

というスタンスに切り替えようと思います。言うなれば、ものづくり先行です。

 

そんな中で生まれてきたのが「物語づくり」です。

物語は、キャラクターにもなり、絵本や音楽や映像などたくさんの楽しい世界に変換できます。

そんな物語をおちゃのまに届けることを毎日の営みにしたいと考えています。そうすることで全ての日常の

出来事が「物語のカケラ」になります。僕はこの物語づくりやタイトルづくりでこれまで飯を食べさせて

もらってきたので、これからは世の中の役に立ついろんな物語を考えて送り出したい。

 

「出来たての絵本が読めるお店」

自前の印刷所を持って毎日パン屋さんのように出来立ての絵本が楽しめるお店。

とれたての野菜も置いて、雑貨も置こう。そんな絵本屋さんが町にあったら楽しくないですか?

経営って大小の問題ではなく、しっかりと未来を作ることにあると考えれば悪くないです。

 

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今日のスケッチ「クリーンアートマーチ」
お掃除キッドたちの物語。

 

山口タンス

 

 

 

 

 

 

ラ・テ蘭

ラ・テ蘭ってわかりますか?

いわゆる新聞のラジオ・テレビ蘭の略称です。

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僕はこのラ・テ蘭の中にある放送業界という村にある会社に20年ほど通勤してまして、村の経済圏の中で様々な仕事を経験してきました。

 

新規事業の立ち上げなどに従事し、30代前半で部長職につかせてもらいました。今思えば僕のような人間を管理職にするんですから、よっぽど人材不足だったんでしょうね。でも役職が人を育てるではないですが、おかげさまで10年でいろいろ勉強しました。

 

それは置いておいて、ラ・テ蘭を見てもわかるように、地上波だけでもいろんな番組が存在しますよね。衛星放送や有料チャンネル、サブスクなどあわせると番組やチャネル数は無数にありますよね。

 

そして番組の数だけ面白い🤣の数があり、無数の面白いの種類が存在します。番組を擬人化してみてみると、なんとなく学校や会社組織の縮図にみえてきます。いろんな個性の集まり。

 

本が大好きな子もいれば、植物が好きな子やスポーツが得意な子もいます。愉快なムードメーカーでクラスの人気者もいれば、大人顔負けでやたらと経済に詳しい子、旅や散歩好き、勉強が得意な子、動物好きな子、漫画やアニメ大好きな子もいる。

 

🔺これは学校の特別授業とかでもよく話すことです。ヒーローにならなくても必ずそれぞれに必要な場所はあるということを話します。

 

放送業界という村は、様々な個性のある番組が集まって一つの形を形成しているのだと思います。多様な人たちに向けて様々な情報を届けているとも言えます。

 

放送業界を支えているのが、番組スポンサーです。スポンサーによる広告収入が放送村を支える屋台骨となっているわけです。

 

これまでテレビやラジオは、どちらかというと自分たちの作品を一方通行で視聴者に提供してきました。僕たち視聴者に無料で良質なコンテンツを提供し続けてきたテレビの功績は素晴らしいと思うし、僕たちもテレビによってたくさん感動をもらったのも事実です。

 

そしてメディアも個の時代に入り、スマホタブレット上のコミュニケーションに代わり、テレビ離れも進んでしまいました。テレビの前に視聴者が待ち受けてくれていた時代は終わり、どこにいても人々は見たいメディアを見たい時に見れるというフレキシブルでサブスクリプションな時代になりました。

 

放送業界における広告モデルのフォーマットは少しずつ崩壊していった!?ように思います。膨大な制作費をかけて番組を作ることに慣れているテレビ人たちは、スマホさえあればYouTubeで面白いコンテンツが作れてしまう人たちに立ち向かっていかなければならない。と思ってしまった。

 

話は元に戻りますが、テレビというのは視聴者に番組を提供していると言いましたが、ある意味テレビ側の都合で作品を作り視聴者に届けてきました。宿命としてスポンサーのための番組にせざるを得ない事情もあります。

 

僕はテレビメディアのコンテンツパワーの可能性はまだまだ無限だと思っているんですが、これからの時代はいかに『視聴者の求めるものを作ること』に特化できるかだと思います。スポンサー的に言うと消費者とも言えますが、お客さんや世の中が望むものを徹底的に作ることを前提に面白いコンテンツを作れたら、新たなメディアのあり方になるのではないか。

 

そしてテレビやラジオの持つ宣伝力をアドバンテージとして活かせたら大きいですね。雑誌もそうなんですが、費用対効果の測定が曖昧なわりに広告費が高いので、もっとマーケティングを大切にして、世の中が求めること、時代性、視聴者が求めることを解剖して適正な価格を導き出して、様々なサービスを提供していけたら勝機はありそう。視聴者に対して、世の中に対して徹底して媚びるという選択といったら怒られるかもですが。

 

ある意味YouTubeのようなコンテンツビジネスモデルに対抗せず、もっともっと広告モデルを追求することで、実は面白いコンテンツが生まれそうなのにと思ってます。

 

元々優秀なコンテンツを生み出すクリエーターや制作の方たちがたくさんいるわけだし、中継技術や映像クオリティといった強みもあるし、状況や条件に応じた柔軟な制作体制にしたり、ライセンス型の異業種とのマッチングビジネスなど、まだまだトライできる可能性はたくさんあります。

 

限られた放送枠から面白いコンテンツやサービスがどんとん飛び出していくことを期待してます。

 

既にラジオは音声メディア改革も始まってます。様々な音声メディアも登場している。やはり音は強い。映像や画面を見る余計な視覚作業がいらないので、人の行動を阻害しない強みがある。ながら作業ができる強みがあるのと、より手軽で必要な情報を取り入れることができる良さがある。ラジオ局も個人広告も多用になったり、リスナーに新しいラジオの活用の仕方を提案している。

 

コンテンツを作る我々のような会社は、従来のマスメディアだけをメディアと錯覚せず、世界中の空間やスペース、あらゆる物体、組織、もしかすると実在のしない誰かの脳内、空想空間までもがメディアかもしれないと思わないといけない。少なくとも僕は思ってる。

 

そして街の商店のようにコンテンツを直売し、薄利多売ビジネスをする庶民感覚であり続ける必要がある。野菜も作れないような大人が食の番組をやってるのか、なんて思われないように常に庶民感覚を持った生活者であり続ける必要があると思う。だから平時は鍬を握ることにしている。

 

目に見えるものだけが正解とは限らない。

 

僕たちも微力ながら未来のテレビやラジオと密接に関われるように個性を持って、世の中の多くの人に喜んでもらえる楽しいコンテンツを発明したい。

 

勝手ながらそんな風にテレビやラジオの未来を見ています。

 

 

 

今週はブランディングのお仕事が多めです。

メーカーさんの流通店頭でのキャンペーンコラボや販促企画の立案から、地方の観光プロモーションや企業プロモーションなど、ブランディングといっても様々です。

 

プロモーションチームはテレビや雑誌、ラジオなどのメディア企画、編集チームは販促物の広告物のデザインやライティングに編集作業、WEBチームは企業のWEBサイトの制作やアプリ制作などの仕事を進めています。

 

僕は最初のコンセプト作りまでは全てのミーティングに参加しますが、方向性が決まればそれぞれプロデューサーに現場を仕切ってもらってます。

 

今メインで動いているTAN-SUの新しいメディア作りは、編集ディレクターやシステムエンジニア、デザイナーなどにサポートしてもらいながら、僕自身もがっつりコミットしています。みんなとってもセンスもあるし経験豊富なので楽しいです。

 

今週はそんなブランディングのミーティングがたくさんあって、朝方しか畑にいけないので毎日眠い💤

 

 

そういえば、昨日は社内のプチ企画で、ランチミーティングしました。うちの畑でとれた野菜を使って、週に一、二回ほど、みんなでクッキングする企画(^^) はメニュー考えたり頭の体操としても楽しいです。

 

テーブルはこんな感じ!

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色とりどりの野菜だね

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大量に作ってしまったので、しばらくは自宅の晩御飯行きかな。

久々のブログは、「つながり過多」について。

2021年6月21日(月)

 

週末は子どもが高熱を出して病院と自宅を行ったり来たり。

救急2回、一般2回とまぁ慌ただしい週末でした。

今朝方、ようやく熱が下がってくれたけど、

念のため朝一で病院に行って問題なかったので一安心。

いろんなウイルスが蔓延しているのでもうビクビクですね。

うかつに「大丈夫!」なんて素人判断しちゃって、

万が一があったら取り返しがつかないし、後悔でしかないので、

病院に行って専門家の診断を受けることが何よりの安心材料になる。

と僕は思う。中年の子育ては、学ぶことが多いのです。

 

さて、何の脈略もないけれど、志茂田景樹さんが81歳になっても

車椅子生活をしてても、なんであんなに元気なんだろう?と

オフィシャルブログを毎日拝読しています。

パワフル全開のthat's元気ではなくて、生きる力というか、

人生の紆余曲折を経て、81歳になっても小さな夢を持って日々生きる強さ、

明るさと暗さの入り混じった強さに引かれます。


朝起きるとブログを書き、Twitterで様々な思いをつぶやいて、

小説のリサーチも兼ねて若者のカルチャーを知るために

ネットサーフィンに明け暮れる脳内のバイタリティ。

 

間違いなく81歳の志茂田景樹さんにとって、
SNSは重要なコミュニケーションツールになっている。

志茂田さんの半分しか生きていない僕は、

SNSをまともに使いこなした試しがないので、

すごいなぁっと思って感心してる。

 

SNS、本当に必要なんだろうか?

そもそも、つながるって何なんだろうか?

つながり過多に少し嫌気がさしてきた今日この頃。

発信したいことが湧き出てくるわけでもなく、

伝えたいことがそれほどあるわけでもなく・・・w

なんとなしにやっているSNS

 

そんな人間は今後SNSとどう向き合っていくのか、

なんて真剣に考えています。

「やめたらいじゃん」「自由でいいじゃん」

白黒つける必要もなく、曖昧である必要もなく、

結局、どちらも正解でどちらも不正解、

答えはぼやけるのが今の時代。

そんな中でついつい生きることの目的を探しちゃう自分。

 

養老孟司さんが、どこかのいつかの公演で「結局は真意」だけが正解といっていた。

なんか、す〜っと心がほぐれて笑っちゃった。

そうだ、また勉強しよう。知ることが、学ことが解決してくれると信じて。

 

人間はアレンジャー!

2021年4月26日(月)、早朝。
ひさしぶりのブログです。毎日書いてきたブログも、ちょうど108回目の煩悩の数で連続記録が途切れました。それが煩悩ですから修行ってことで胸に収めています。自分の考えやアイデアの備忘録としてブログが役立つっているので、これからは適度な頻度で思いついた時に書いていきます。

 

今日は考え方のカタについて。
一つの「考え方」から生まれた商品やアイテム、もしくは生産物や何かの状態でもいいと思いますが、別の何かに応用することを僕は「発明」だと思っています。苺を加工してジャムにするようなことです。


人間は小さな発明の繰り返しによって生命を維持し、文明を発展させてきたわけで、生きるための知恵を備えた生物。常にアレンジ力によって生命を繋いでいるわけです。食べ方、遊び方、使い方、学び方、見え方、伝え方、かいくぐり方、逃げ方、騙し方、カタカタカタカタカタと。

現代社会。
商売していると、この「カタ」に注目することの大切さを身をもって感じます。まさにブランディングということになります。「カタ」を可視化すると「考え形」になり、定着すると「考え型」となる。

 

こうして言葉遊びをしてみると、いろんな発明が生まれそうです。
僕たちの会社ではオンライン上に、あそび、学び、のコンテンツを発明するメディアを作っています。8月末にローンチ予定ですが、まさに今、スタッフみんなで“カタカタカタカタ“とキーボードをたたきながらアイデアをしたためたり、システムを組み上げたり制作中です。


あんなあそび、こんな学び、見たり、聴いたり、お買い物したり、いろんなコミュニケーションが詰まったオンラインメディアにしたいと思いますので、どうぞよろしくお楽しみに〜。

#108 姫路

2021年3月29日(月)
番組のロケハンで初めての姫路に来ています。昨日はあいにくの雨でしたが、雨の姫路城もなかなかオツなもんです。世界遺産ですから見ておかねばと思い、ロケハンの合間でお堀越しに見てきました。門からお城に辿り着くまで2時間くらいかかるという前情報をいただいていたので今回は入らずにお堀の外から見てきました。

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土地が変われば文化も違うので面白い。姫路は穏やかな土地がらだなぁって感じました。革産業や染め物も盛んで城下町ならではの落ち着いた雰囲気がありました。


初めて食べたのが「ひねポン」という播州に古くから伝わる鳥料理。炙った「ひね鳥」をポン酢で和えるそうですが、ひね鶏という地鶏がいるんですね。それとおでんも有名で、姫路のおでんはお醤油で食べるそうです。おでんをモチーフにしたケーキも面白い。

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さて、今日は一日中ロケハン。姫路〜神戸〜大阪の3箇所をロケハンと視察。頑張ろう!