箪笥のひきだし

株式会社TAN-SU代表。コンテンツプロデューサー。畑楽人。地域や産地のPR戦略やメディア企画、情報開発、コンテンツ制作、商品開発など多数プロデュース。オンラインショップ『おちゃのま商店』の運営。高知県日高村オムライス大使。野菜づくりはルーティーンワーク。

会社の仕事?個人の仕事? 2つの仕事を整理するマイルール。

2021年1月26日、早朝。
日にちを書くところからスタートすると、気持ちがリセットされる感じがする。
昨日は朝から考え事や情報の整理の仕事ですね。テレビ番組のコーナー企画(既存)に提案する情報を整理したり、新しい地域ブランド作りの企画や展開案を考えたり、自社の通販サイトやプラットホームの見直しを検討したり、OKAZUについて考えたり、そんな一日でした。
ある意味僕の畑はOKAZU畑ですからね。「OKAZU FARM」と名付けよう!

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ね、OKAZUについて真剣に考えているでしょ!

最近、番組の企画でもSDGsがテーマになることが多くて、結構定義が広くって面白い。
持続可能な社会作り、環境保護、資源の保護、豊かな生活、生き方そのものも含まれるし、もはや壮大なるライフデザインですね。なかなか自分ごととして感じながら生きていくにはテーマが壮大でちょっと日常生活とはかけ離れちゃう、そんな感じもします。でもこれからの社会テーマであるので、こういった考え方を学ぶにはいい機会です。SDGsを考える時にサステナブルという言葉を検証することから始まります。※ベネッセ記事参照

www.benesse.co.jp

ちょっとかけ離れますが、成毛眞さんの著書「一秒で捨てろ!」からの記事。意外と好きなんですよ。ある意味SDGsかな!?

news.livedoor.com

無駄な人間関係を捨て、効果的な時間の使い方をすることが持続可能な生き方という感じですかね。時間について考えていくと必ずぶつかるテーマです。僕もコロナ禍において、無駄な時間を削る作業をずっとしてきました。でも知らないうちにいろんな無駄な情報に振り回されるなんてこともあります。そんな時はいつも自分の生活を最適化することを心がけています。

最適化するメリットは、時間に余裕を持つことで心に余裕ができ、一つ一つの仕事を深く考えることができるし、そういう感度で生きていると新しいチャンスに巡りあう機会につながります。自分の生活にとって悪影響を及ぼすかもしれない持ち物は、できるだけ持たないという選択は非常に重要なことだと痛感しています。

 

僕たちの会社は小さな自営業なので一人一人にかかる仕事の比重が大きいです。さらにテクノロジー、プラットフォーム、医療技術などサービス提供をしているわけではなく、あくまでも個々の人材が生み出すクリエイティブという技術提供とネットワークを活用したブランディングサポートをしている会社です。“個“に比重がかかる会社運営なわけです。一応株式会社なのですが、一見会社で契約しているような仕事でも、個人がコミットしている比重が多いと、他の仕事が止まっちゃうなんていうリスクも多々あるので、僕は会社で受ける仕事と個人で受ける仕事をこんな風に整理しています。特に僕一人だけが一つのプロジェクトにコミットしてしまうと、会社の業務が全て止まっちゃうことになるので、その点はいつも気をつけています。

 

①会社で受ける仕事は「スタッフ及びパートナーの活躍の場を作れる仕事」
②個人で受ける仕事は「個人のスキル提供ができてなおかつ時間的リスクが少ないもの」

 

②の時間的リスクというのは、依頼もののプロジェジェクトに関わる場合、会社運営と並行して関われるか?を基準にしています。一番は会社のコンテンツ力とブランド価値を高めることなので、他社のプロジェクトに関わる時間が多くて、会社が回らない!なんてことだけは避けなくてなりません。一緒にやっている会社にも迷惑をかけます。一番良い状態は、僕たちの企画やコンテンツが、ご一緒する会社にもメリットがあって双方の生産性が上がることですね。常にこの状態を目指しています。


①と②が同居する仕事もあります。
テレビです。テレビの企画や映像制作については僕はプロデュースに徹していて、コンセプトや方向性についてだけ口を出して、あとは制作現場やパートナーチームに任せます。スタッフを生かしつつ、自分のスキルを提供できて、かつ時間的リスクが少ないこと。これは=「生産性が高い」ということになると思います。生産性はコスト換算で考えるのではなく、時間で考えることで良質なコミュニケーションが生まれます。そうして作り上げていく一つ一つが価値となって残るわけです。

 

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TAN-SUが作ってきた産地新聞やパンフレットの世界

僕はその中でも紙のお仕事が大好きです。情報を手に取れる新聞やフリーペーパー、パンフレットなど地域や産地とコラボしたツール作りはとっても面白いですし、何よりも心が温かい気持ちになります。僕たちの地域デザインに手触りを与えてくれるわけです。年末に北川村観光協会の橋本亜衣里ちゃんから送ってもらった高知県北川村の「ゆず新聞」。「ほら、心温まるでしょ。」と、ゆずだけに、お風呂上がりのような言葉が言いたくなる。

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高知県北川村の季刊新聞「ゆず新聞」




TAN-SUではこういったデザインと紙のコラボをたくさん作っています。

よかったらホームページから見てね。

tan-su.com


今日はマイルールについてでした。

では、今日も張り切って頑張りましょう!

 

山口やすゆき「おじさんデザイン日記」