箪笥のひきだし

株式会社TAN-SU代表。コンテンツプロデューサー。畑楽人。地域や産地のPR戦略やメディア企画、情報開発、コンテンツ制作、商品開発など多数プロデュース。オンラインショップ『おちゃのま商店』の運営。高知県日高村オムライス大使。野菜づくりはルーティーンワーク。

正解と不正解の同居。どんな価値を目指すのかに尽きる。

2021年2月17日(水)、早朝。
今日は気温が低いらしいので暖かくして出かけよう。最近娘がいろんなことに興味を持ち出してきて、覚えたことを親と共有したくて仕方ないのか、「見て見て見て〜」ってずっと話しかけてくる。そんな中にたま〜に「月、キレイ」みたいなロマンチックな言葉が出てくるので、微笑ましく聞いている。子供ってホント面白いなぁ。

会社立ち上げて5年。日本の場合、起業して5年後の会社生存率って40%程度らしい。なんとか40%のうちに入っているけど、海外だともっと低い数字になるそうです。個人事業主も含めての数字なんで結構大きな割合だけど、そう考えると10年、20年と継続していくって大変なことだし、会社を経営するためのモチベーションが重要だと思う。

肥後庵代表でフルーツビジネスジャーナリストの黒坂岳央さんのコラムが面白かったのでリンクしてみます。稼げる社長と稼げない社長のメンタルの違いについて書いてある。エビデンスはありそうな感じですね。会社をやっているとネガティブな気持ちになってしまうことが結構あるので共感できる部分もある。

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大きなビジネスを目指すににせよ、小さなビジネスをするにせよ、結局サービスと信頼の両輪が回らなければビジネスは動かないので、目先のお金にとらわれないように気をつけなければいけないな。毎日気持ちがぐらつくのが経営者だと思うし、世の中に届けたいものと、世の中が求めているものの検証で、脳内がいつもぐるぐる回っている。

例えば、うちの場合、今年の8月ローンチ目標でWEB上のプラットホームとリアル体験が融合するコミュニケーション作りに向けて取り組んでいます。その2つの間を接着するのがコンテンツ。毎日毎日、自分の中で細かなディテールの修正が行われていて、その都度スタッフに共有するけど、毎日考えが変わるのでスタッフも正解が出るまで触らないでおこうって感じが漂っていますw。

事業の方向性やスタッフが取り組みやすいようなロジックを導き出すのが僕の仕事なんで、スタートの前段作業がめちゃくちゃ重要です。毎日考えがアップデートされていくし、全て正解で全て不正解のような思考サイクルになるときもあるけど、5年後を何度もシミュレートして適正な座組みを組めるか考え、自分の中の正解と可能性を導き出していきます。最後は自分たちが重きを置く「価値」を信じて進むことが重要で、そこから継続的な運用と利益構造を導き出していきます。最終的な作業はきちんと言語化してみんなに伝えることが重要。

さて、ようやくシミュレーションは最終段階に入ってきたので、今日にはまとまりそうです。どんな事業になっていくか楽しみです。

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スポンジのようにいろんなことを吸収していこう!