時間の赤字化は一番のリスク。時間活用の最適化に費やしてきたこの1年。

2021年2月4日（木）、早朝。
もう木曜！あっというまの1週間！時間が経つのが早い。

車検のため昨日から代車に乗っているんですが、保育園に送るために子供を代車に乗せようとしたら大泣き。いつもと違う車に乗せられるので怖くなってしまったんですね。急に違う車に乗せられたらどこかに連れて行かれるんじゃないかって、びっくりするよね、そりゃ。アンパンマンの歌を聴かせて心を落ち着かせて無事に送ってきました。こんなこともできるだけ記憶として残しておきたいなぁ、って思っちゃいます。些細な日常のできごとがとっても貴重なものになってきましたね。

子どもの将来のことを夫婦でも話しているんですが、今は保育園だけど、今後は幼稚園に入れる準備をするのかなど悩むところです。悩んでいるというよりまずは自分たちが子どものためにできることをしっかり考えた上で、いろんな設計をしないといけないし、そのためにはまずは幅広く情報を持った方がいいのは当たり前。そこがなかなかできてなくてダメですね。幼稚園の説明会に行ったりして情報収集をしないといけない、なんて朝から反省している。世の親御さんはすごいな。

さて、昨日は一日中リモートミーティング。
各プロジェクトの情報交換をしたり、通販サイトのリニューアルに向けてのミーティングや、映像制作の企画ミーティング、商品開発のミーティングなどをずっとやっていました。なんだろう、何か会社の仕事の流れというか空気がとっても良い感じに入れ替わってきている感覚がある。

規模は小さいんですが、人と人との良質な関係から生まれる仕事の相談が来るようになった。僕もこの仕事はやりたいなぁって素直に思って取り組めるので楽しいし、適度な緊張感もある。それってとってもありがたいことです。

理由は、おそらくコロナ禍において自分及び会社を最適化することにずっと取り組んできたからだと思います。自分たちの向き合うべき仕事や役割を阻害するものや、出来てしまうけど苦手である仕事はできるだけ避けて、自分たちが目指すコンテンツ作りに時間を割く準備をしてきました。

一番心がけたのは電話が苦手な僕が（すみません）、とにかく電話もメールもラインも全部のレスポンスをめっちゃ早くした。物事のやり取りをスムーズに行うようにして、仕事をする環境づくりを最適化してきました。そうすることで未然にトラブルを回避することにもつながるし、新しいことに取り組む時間の確保にもつながります。

やはり心掛けによって空気の流れって変わることがあるんだなって実感しています。新しい仕事の依頼が来たり、自社の新規事業のアイデアがどんどん生まれてきたり、経営者としても会社として力を入れる事業判断が明確になったりしてます。

つい最近は長くお付き合いのある方からの大きなお仕事の相談をお断りしたんですが、理由はTAN-SUのリソースを生かすスペースがなかったのと、得意な分野ではないから。僕たちがやりたいのは大きなプロジェクトではなく自分たちのブランドを作ることなんで、不得意かつ先方のお手伝いで終わってしまうお仕事に時間を割くわけにはいかないです。引き受けてしまうと下手すれば数年間かかるかもしれないので、そういった仕事に向き合ってしまうのは双方にとって不幸な結末が待っているのでお断りしました。

付き合いがあるからといって、なんでも仕事を受けていてはいけないですよね。付き合いと仕事は分けて考えないと生産性が上がらないサイクルのドツボにハマります。それって、時間の赤字です。お互いにとってもったいない。そんなことはやめて、自分たちがやるべきこと、やりたいことに向けて準備をする時間の確保が何より重要ですね。その上で、新しい取り組みに着手できるわけです。

さて、そんなことがあったものの、具体的に今TAN-SUが一番力を注いでいるのが自社のECサイト「おちゃのま商店」の強化です。コンテンツ発信型のECサイトへと移行して、ユーザーコミュニケーションを高める努力をしようと考えていて、今日からその具体的になスタッフィングや制作行程を設計し始めました。コストも時間も有限ではありますが、TAN-SUの第2章に向けて本気で取り組んでいます。