箪笥のひきだし

株式会社TAN-SU代表。コンテンツプロデューサー。畑楽人。地域や産地のPR戦略やメディア企画、情報開発、コンテンツ制作、商品開発など多数プロデュース。オンラインショップ『おちゃのま商店』の運営。高知県日高村オムライス大使。野菜づくりはルーティーンワーク。

ポータルから内製に価値を感じる時代。オリジナルコンテンツの重要性。

2021年3月1日(月)、早朝。
今日から3月かぁ。早いなぁ。

子供が鼻水と微熱が出て風邪をひいてしまったので、今日は保育園を休ませて病院に連れて行くことにする。仕事は自宅でリモートになるけど、時間と場所の融通がきく自営業だからできることだなぁ。

朝っぱらCMのコンテ案を考えていて、いいストーリー案が浮かんだので忘れないうちにiPadにメモをする。良いアイデアだと思ってもトイレとか行ってる間に忘れちゃうことがあるんだけど、忘れるネタってだいたいは面白くならないのでトイレの水と一緒に流してしまうことにする。

 

その中で強く印象に残っているネタを丁寧にブラッシュアップして企画の素案にする。素案はスタッフに共有して、さらにブラッシュアップして監督に手渡していく。今回は急な発注だったんでこの作業を1週間でまとめなければならない。通常1ヶ月くらい時間の猶予があるんだけど、今回は特例かな。


同時進行でスタイルの違う映像の仕事を3本回しているんですが、久々に映像渋滞が起こっていて懐かしい気分になる。一つは密着映像、もう一つは企業PV、そしてCM。昨日もう一本密着映像の制作依頼が来たので計4本か。映像の仕事はコンテンツ要素の組み合わせなんで、音楽やイラスト、ファッション、CG、キャスティングなどクリエイティブも想像しながら世界観を生み出していくのでとても楽しいです。面白い監督やクリエーターさんとも出会えるし。

 

最近は、自社のコンテンツメディアの制作に向けてリサーチしまくっているんですが、面白くて見やすくて、なおかつ普段使いできるWEBマガジンってあんまりない気がする。情報が多すぎてみにくいものばかりで、もはやyahoo!以外のポータルサイトには特別な時以外はこちらから訪ねることはしない気がする。だったらアプリの方がいいかな。

僕たちの目指すコンテンツメディアは必要と思ってくれる人だけが見てくれればいい。大切なのは情報量ではなくオリジナルコンテンツだと思っているので、少しずつ丁寧に育てていきたい。この「必要と思ってくれる人」を増やす作業に集中するには、できるだけコンテンツ過多を防いでオリジナルのものに専念することが大切。余計なものに時間を割くストレスを減らしたい。

必要と思ってもらえるために、他所から要素を集めるのではなく、
必要と思ってもらえるオリジナルコンテンツを作る。
情報のポータルサイトより、内製に価値を感じる時代になり、
オリジナルコンテンツの開発は重要だと思っている。


自分たちの考えや表現したいことにしっかり向き合うということ。
ここ数日リサーチしている中で、やっぱり見やすくて面白いサイトって限られてきちゃう。可愛い会社のサイトもいっぱいあるんですが、あくまでもコーポレートサイトやサービス案内のサイトなんでWEBマガジンやコンテンツメディアとも性質が違ってくる。そんな中でも面白いと思うのは、アマノフーズが運営する「アマノ食堂」というWEBマガジン。

amanoshokudo.jp


まず見やすいしコンテンツも広げすぎず、かつクリエイティブ性も高いので見ていてストレスが少ないのがいいです。連載とかも絶妙な人をチョイスしていて媒体としての個性を持っているから、企業のブランディングとしては商品購入まで最短距離にある感じがする。



それと気になったのが、これ。めっちゃとんがっているけど活動テーマが面白い。

idstr.jp

 

コンテンツそのものの個性も大事だけど、伝え方や表現方法などもユニークでありたいし、コンテンツからリアルにつながるような物語を生み出したいですね。

 

では、今日も張り切っていきましょう!

 

山口やすゆき