箪笥のひきだし

株式会社TAN-SU代表。コンテンツプロデューサー。畑楽人。地域や産地のPR戦略やメディア企画、情報開発、コンテンツ制作、商品開発など多数プロデュース。オンラインショップ『おちゃのま商店』の運営。高知県日高村オムライス大使。野菜づくりはルーティーンワーク。

お守り代わりに、ある人のブログをブックマーク!

2021年2月26日(金)、早朝。
やらくてはいけないことがいくつかあるけどブログを書いてます。まだ仕事に向かう気になれないので、もう少し頭が整理できるまでブログを書くことにする。


マザーハウスの代表でチーフデザイナーの山口絵理子さんの2019年8月19日のブログの内容が好きです。 ピンポイントですが、ここに書いてあることがすごく参考になったので、依頼ずっとブックマークしてます。マザーハウスといえば秋葉原に住んでいたころ近所に本店があったのでたまにのぞいていたのを思い出す。

www.mother-house.jp

 

大きなビジョンと小さなゴールという言葉が印象的でした。
言い換えれば未来を見ながら、今日を生きるようなことだろうか。実は一般的な考えなのかもしれないけれど、山口絵理子さんのように優しい感じで語りかけられると印象が違ってくる。大きな目標に向かって歩く中で、目の前の小さなステップをおろそかにしては本末転倒になってしまう。だけど僕は頭でっかちなんで大きなことばかり考えて小さな目標を達成する前に、新しいことに取り掛かってしまって仕事が雑になることが多い。毎回反省しているのですが、そんな時にたまたまブログの記事を読んで共感できたのでお守り代わりにブックマークしている。

よくも5年間も会社を続けて来れたと思うw
それ以来意識していることは多くのことをすることが良いのではなく、自分自身が一番大事に思うことを目標に掲げてシンプルに整理すること。そして目の前のプロジェクトに丁寧に向き合うこと。コロナ禍になって世の中全体の自分整理のスピードが加速していますが、どのような状況でも、未来を見ながら今日を丁寧に生きるように心がけたい。

僕は常々ハンデキャップのある人たちの活躍の場を作りたいと思っている。ハンデのある本人だけでなく、親や兄弟といった支える人たちのサポートにもつながるからです。本人はもちろんですが、親の身になると健常者と変わらず元気に働くことができたら喜びのある生活が送れると思う。大きなことはできないけれど何か小さなことからでも取り組めたらと思っている。なかなかその状況を生み出すのが難しいけど、サポートにつながるように努力したい。

大きなビジョンで言えば「“あそび“というコンテンツを通して、ハンデを抱えてしまった人の活躍の場を作ることと、同時にサポートする人たちも応援できる仕組みを作りたい」。クリエイティブを通じて遊びを仕事に変える仕組みを作りたいのです。そのためにはまずは自分自身が一生懸命に遊び場を耕して、そこから新しい仕事を生み出したいと考えている。

 

僕は萬屋的にいろんなことを経験したり、いろんな地域の文化に触れさせてもらってきたので何か活かせないかと考えた時、「あそび」というコンテンツの振り幅に可能性を感じた。「あそび」にはいろんな隙間があると思っていて発想や創造的なビジネス分野の可能性を秘めていると思う。

ハンデキャップをニュータイプのクリエーターと捉えることでいろんな可能性を見つけられないか、、、まさに今研究中なのであります。

 

山口やすゆき