箪笥のひきだし

株式会社TAN-SU代表。コンテンツプロデューサー。畑楽人。地域や産地のPR戦略やメディア企画、情報開発、コンテンツ制作、商品開発など多数プロデュース。オンラインショップ『おちゃのま商店』の運営。高知県日高村オムライス大使。野菜づくりはルーティーンワーク。

仕事もシステムも人間関係も違和感を感じたらすぐに最適化する!

2021年月28日(木)、早朝
今日はどんなことが起きるのか、ワクワクしながら夜明けを待っていましたが、なんでもない一日の始まりに心躍れるってことは素晴らしいことだと思う。

 

昨日は最適化というテーマでクリエイティブスタッフと一日中WEBやSNSのプラットホームの最適化をするために作業をしていた。特に自社のプラットホームでもあるWEBサイトや通販サイトの運用や情報発信で活用しているSNSのアカウントの整理を重点的に行なった。

 

SNSの場合個人と会社のオフィシャルの情報とが混在しがちで、それぞれのサービスの特徴と機能を活用しきれていないないという問題がある。今回はTAN-SUのコーポレートサイトを起点に情報を発信するために、FacebookInstagramTwitterの3つのSNSメディアの活用を最適化するシュミレートをしました。あくまでも今回は個人の使い方ではなく組織としての情報発信を最適化したって感じです。

それぞれの特徴をもう一度把握しておきましょう。

gaiax-socialmedialab.jp

会社のサービスや情報を誰に届けるのか、どんなコミュニケーションを期待するのか、など自分がどんな立場で情報を発信するのかを整理すること、それに対してSNSごとのコミュニケーションの特性を把握することが重要だと思うので、今一度情報整理です。

まず、役割の整理です。
自社の機能や最新情報を発信して営業的に活用するメディアと、個別のコンテンツを発信して個人のファン作りのためのコミュニティメディアの2つに分けていきます。それと情報の質(エンゲージメント)に拘った発信をスタッフとも共有します。

会社のキャラクターやコンテンツを発信している原作者のクリエーターやアーティストはターゲットは個人の方なので、ファンを獲得するメディアを選択する必要があります。うちのアーティストの場合は工作動画や親子向けの音楽、イラストやキャラクターの塗り絵などの遊びコンテンツを配信しているのでビジュアルやキャラクターのファン作りに適しているInstagramTwitterを選択。



一方、僕の場合、会社の機能やサービスを企業や団体の方に知ってもらう役割と、面白い経営者なのか個人の面白さや個性をしってもらうという側面を担っているので、会社のサービスやコンテンツ、考え方などの意識的に見ている方に届くメディアを選択する必要があります。そうなるとターゲットの40代〜60代のある程度ビジネス思考の高い層がいるFacebook。さらに経営者や新規の企業との出会いにもつながる点においてFacebookは活用するべきメディアです。

ってことで今回社内ではこんな感じで整理しました。

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Facebook
法人や団体向け情報発信として3つのアカウントに絞る。

山口個人アカウント▶︎経営者として

TAN-SUアカウント▶︎ビジネス情報

おちゃのま商店▶︎自社商品情報

毎日稼働

配信時間▶︎11時ころ 21時ころ

 

Instagram

TAN-SUアカウント▶︎コンテンツ情報

おちゃのま商店▶︎自社商品情報

リベットボタン▶︎工作動画配信

所属クリエーターのアカウント、会社のコンテンツや商品情報を発信するアカウントに絞る。僕個人のアカウントはビジネス的にはお客さんが違うので会社のPRメディアにはカウントしない。

週に2回から3回

配信時間▶︎8時ころ 21時ころ

こぼれ情報はストーリーズでカバーする。

Twitter
コンテンツが育つまで無視しておく。

 

こんな感じで整理をすることで、力を入れるものと入れないもの、さらにどんな人たちに発信すべきかを社内認識をはっきりさせておくことが大切です。

 

身近なSNSでの発信は欠かすことのできない時代ですが、個人的な情報の発信と仕事での使い分けは少し違うということを理解して、それぞれのメディアを効果的かつストレスフリーで使うための社内ルールを作るといいですよ。

 

フォローやいいね数に気を取られる前に、質の良い情報を提供できているかを検証してみる必要を感じたのでした。

 

山口やすゆき