箪笥のひきだし

株式会社TAN-SU代表。コンテンツプロデューサー。畑楽人。地域や産地のPR戦略やメディア企画、情報開発、コンテンツ制作、商品開発など多数プロデュース。オンラインショップ『おちゃのま商店』の運営。高知県日高村オムライス大使。野菜づくりはルーティーンワーク。

地域から生み出すコラボ商品の作り方を勉強中。実のる屋×TAN-SUコラボ商品の進め方。。

おはようございます。
12月23日(水)の朝からひとブログ、朝ブロです。
ひとっ風呂みたく言ってますが、ブログです。

昨日も相変わらずの一日でしたが、朝は娘を保育園に送って行ってから事務所に出勤するって感じですね。最近は娘が物や行動と言葉が一致してきたみたいで、僕が被っているニットの帽子を見て「ぼうし」って言うようになったり、インターホンの音を「ピンポーン」って言えるようになったり、成長を感じる日々です。

僕は自営業なものでサラリーマンの方と違って比較的時間の使い方も自由にできるので、子供との時間を最大限に取れるように仕事の組み立てを工夫しています。44歳で初めて授かった子供なので、年齢的なこともあって健康なうちにできるだけ子供の成長をサポートしたいという思いが強いのかもしれません。毎日17時には保育園のお迎えがあるので、それまでには仕事は全部終わらせるようにしています。スタッフの理解もあるのでありがたい限りです。

 

奥さんは会社員かつリモートでの勤務なので、送り迎えは自由のきく僕が担当していますが、それぞれの家庭の事情で役割って変わりますよね。

子供が産まれる前は一日何件もの打ち合わせを入れていましたが、今は打ち合わせの数よりも質を上げるために、一日に入れても1件か2件にしています。どの道一つのプロエクトが進むと実行に向けて嫌でも会議や分科会が増えるので、その時のために力を残しています。実効性のある仕事を生み出して行くには、その前段の準備や仕事の進め方、さらにその前の計画が重要だと思います。


昨日の午前中は地元千葉県野田市のサツマイモ農家(夏は枝豆)の実のる屋さんとコラボ商品の打ち合わせでした。実のる屋さんは野田市で人気のお芋農家さんで、自家栽培したサツマイモを熟成させた焼き芋は子供からお年寄りまで大人気!

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今年10月にオープンした実のる屋さんの焼き芋屋さん(TAN-SUの工房を活用)


そんな実のる屋さんとTAN-SUがコラボした商品が「蜜マイモ」です。焼き芋を真空パックで圧縮して、さらに熟成させることでサツマイモの中から甘い蜜が湧き出てきて、蜜がたっぷりのサツマイモスイーツになるという商品です。蜜がとろっとろでめっちゃくちゃ美味しいです。

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年末の作業風景と完成品。蜜がとろっとろ。


今年のお正月、三ヶ日には、地元の櫻木神社(千葉県野田市)の境内で奉納芋として試験的に販売させていただきましたが、300本作った蜜マイモが完売するほど大人気でした。常温保存で2週間くらい保存も効くし、レトルトカレーのようにお湯で温めてもいいし、電子レンジで温めても美味しいです。櫻木神社は毎年お正月は数万人の参拝客が訪れる野田市はもちろん全国的に人気の神社です。そんな僕の生まれ故郷が誇る有名な神社境内で販売させていただけるというだけでもありがたいお話です。

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ご奉納用にノシをつけて出荷です。

sakuragi.info

蜜マイモの特性としては、焼き芋の状態でさらに熟成させることで甘みが増してきます。さらに真空状することで熟成されたお芋から蜜が溢れてきてとろっとろのスイーツになるんです。こういった新しい食べ方や楽しみ方を発見するのも商品開発の醍醐味かもしれません。まずは野田市を中心とした店舗販売に向けて動き出そうと思っています。

 


産地野菜を使った商品は、まずは地元の人たちに親しんでもらえることが第一歩であって、そのためにはパッケージデザインやパッケージングなどもブランディングする上で重要です。ありがたいことに地元のコンビニやJA直営の販売所でも販売の可能性も出てきたので、その準備に向けて昨日はパッケージデザインの打ち合わせをしてきました。

今回ブランド育成にあたってポイントがあるんですが、それは商標登録をしたということです。小さな会社でもライセンスを確保するというのは大切なことです。「蜜マイモ」というブランド育成に向けてライセンスを明確に保有した上で、安心して育てていくというのは僕らなりの考え方です。ライセンスは後からでもいいやというと育成が曖昧になるので、どんな商品であろうと会社の規模に関わらず成長の可能性のあるものはライセンス化することをオススメします。

来年、各店舗でお披露目できるようにデザインも頑張ろうと思います。

 


では今日も張り切っていきましょう!

山口やすゆき