箪笥のひきだし

株式会社TAN-SU代表。コンテンツプロデューサー。畑楽人。地域や産地のPR戦略やメディア企画、情報開発、コンテンツ制作、商品開発など多数プロデュース。オンラインショップ『おちゃのま商店』の運営。高知県日高村オムライス大使。野菜づくりはルーティーンワーク。

午前はメディア脳、午後はプロダクト脳。頭の時間割は情報の出入口で差別化。

2021年1月14日(木)、早朝。
昨日からTAN-SUが運営する「おちゃのま商店」ではスタッフがセレクトした“おちゃのま応援“アイテムの販売をスタートしました。おちゃのま商店セレクションの第一弾は豆ちゃんこと豆腐マイスター工藤詩織ちゃんの「まいにち豆腐レシピ」をお届けします。お豆腐の魅力を世界に発信している豆ちゃんの、お豆腐への愛がぎっしり詰まった一冊なんで、ぜひオンラインショップを覗いてみてください。

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工藤詩織著書/まいにち豆腐レシピ

おちゃのま商店セレクション
書籍『まいにち豆腐レシピ』 | おちゃのま商店

 

昨日は午前中にある企業のテレビプロモーションの企画づくりの仕事をして、午後は自分たちが運営する通販サイト「おちゃのま商店」のコンテンツや商品プラン、新しくスタートするYouTubeのアイデアなど考える時間に使いました。

 

僕の場合、朝に執筆などの書きものをして、子供を保育園に送ってから事務所に行くのが大体9時頃。そこから掃除してコーヒー飲んでというまでが大体ルーティン作業です。午前中は関わっているプロジェクトのPRやブランディングなどの企画を考える時間に使います。正確には普段考えていることをまとめる作業ですね。ほとんどのクリエーターや企画に関わる人って机に向かってから企画を考える人はいないと思うので、まとめる!という作業が正しいですね。

途中、畑作業を挟んで、午後からは自分たちの会社が運営するプロジェクトやコンテンツの企画を考える時間に使いますが、間にちょいちょいいろんな連絡が来るので、予定通りにはいきませんが、大体こんな感じです。

 

同じ企画を考える時間に使うとしても、メディアなどの情報発信全般の企画を考える脳と、商品や作品などプロダクト脳と使い分けるようにしています。なんて言うんでしょうか、情報発信という出口を考える企画脳と、情報の入口を作る商品や作品の企画脳では、ロジックが違うのと時々ごっちゃになっちゃうこともあるので、できるだけ分けて考えるようにはしています。

僕は情報発信の世界に長く身をお置いてきましたが、情報って五感に訴えるものだと思っています。テレビやラジオや雑誌で見たり聴いたりするだけではなくて、触覚という感覚があるように、手触りを感じる商品や手にとって楽しめる作品なども情報の体験ですよね。すなわち情報ですね。

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おじさんの、ある日の仕事時間

コミュニケーションや商品や作品の企画に関わるお仕事をする人は、飲食店や販売店と違ってお客さんに直接何かを届けている実感が湧きませんし、形になるまでに時間がかかりますよね。僕はメールや雑務といった事務作業は午後の比較的夕方目にまとめてやるようにして、午前中はフレッシュな脳で企画を考えたりアイデアをまとめる時間に使っています。午後になると思考が鈍ってくるので、新しいアイデアを生み出すには朝〜午前中の使い方がとっても大切だと思います。

小さな会社の利点は時間の活用が自由だということと、余計な会議や業務以外の作業が少ないことです。大手企業のようにいろんなプロジェクトや会議に追われることもなし、業務外のお付き合いも最小限なので、だからこそ時間割を作っておくことでより効果的な時間活用になると思います。

特に僕らのメディアや広告の業界って午前中はほとんど動いていません。でも一般企業の方は朝から通常営業しているのが普通ですが、ちょっと特殊な業界ですね。残業や会食で二日酔いで出社してしまうと思考停止して回復するのが夕方!なんてことがありますが、日々のちょっとした仕事の後手後手が、長期で考えると大きな損失です。朝〜午前の使い方を工夫してから僕の生活効率も上がって、17時で仕事を切り上げても、頑張って徹夜しても時間の使い方ひとつで同じ効率で仕事ができています。小さな会社で働く人でも、大きな成果をあげるための秘訣は朝の使い方でしょうかね。

今日はシュガートマトの産地、高知県日高村のオムライス街道に思いを馳せていました。
オムライス大使として今年はいろいろアイデアを考えるぞ!ってワクワクしています。

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オムライス街道のオムライス!!



2021年1月13日の「おじさんの時間割」
4時  起床
5時  ブログ
6時  自由時間、雑誌や本を読む
7時  朝食
8時半 子どもの保育園送り
9時  事務所(掃除、コーヒー)
10時  始業 テレビ企画、広告企画まとめ
13時  自社商品のコンテンツ企画
14時  百貨店に委託販売している棚の商品発注
15時  銀行、金融機関との融資営業のお話を聞く、即判断
15時半 メール対応など
16時  子どもの保育園お迎え
    リベちゃんの遊び動画のモデルとして娘が出演・撮影
18時  帰宅
21時  就寝

 

こんな一日でした。
では、今日も素敵な1日を!

山口やすゆき

気づけば“毎日“にタイトルをつけていた。今日のタイトルは「僕はポンコツ村の村長」。

2021年1月13日(水)早朝。
昨日のおじ活といえば、4時起床、ブログ、本を読んで、仕事の準備して、子供と朝食、保育園に送って、歯医者に行って、事務所に移動。途中気分転換に音楽を変えてみる。事務所ではデスクワーク。見積書作成、プロジェクトの四半期報告書とレポート資料のまとめ(50ページ)、今日はこの2つが重要課題だったので、あとはいろいろ資料を読んだりしながらテレビ企画の構想を考える時間に使った。17時、保育園にお迎え。今日は夫婦でお迎えに行ってからスーパーに買い出し。子供がスーパーにはしゃぎまくってうるさいが、はしゃいでいるってことには意味があって、子供はいろんなモノを理解し始めているから興味が増えて見るもの一つ一つが面白いんだと思う。そんな日常の中で子供の成長を感じることができるのは、とても幸せなことで何よりも尊いことだと思う。

 

最近意識していること。「力の入れどころ」。
毎日全力で生きているつもりですが、何が全力かって、まずは脳内をフル活用して自分の心をより良い健康常態にすること。それが元気の源。そして誰の話にも耳を傾けて学べるような姿勢と心の余裕(隙間)を持つことを意識している。常にユーモラスであることが日常を楽しむコツなんだと思います。野球でもゴルフでもボールとバットやクラブが接触する時に最大の力を伝達できれば力強い打球が飛びます。逆を言えばボールに接触する時に一番力を発揮できる状態にすればいいってこと。おじさん的に言うと、日常ではいつもリラックスした体と心と思考の状態を作り、行動するときに最大のフォーマンスを発揮できるようにする。余計なものは極力持たないってことかもしれませんね。

 

最近好きな言葉。「僕はポンコツ
あ、僕ってポンコツだったんだって思った時に、人生がとっても楽しくなる。ポンコツ村の村長みたいなもので、ちょっと思考回路がごちゃごちゃなポンコツおじさんです。自分で自分を扱うのがとっても難しくって、説明書もないもので、ポンコツを動かすためのコツを習得するのに時間がかかっている。そのコツをコツコツと覚えていくことが最近は面白い。僕は昭和生まれのおじさんで、少々古臭い考えを持っている人間ですが、昨日の自分をアップデートしていく作業ってとっても面白い。そして言葉というものが大好きなんです。

 

ポンコツを取り扱うコツを覚えれば意外と便利かもしれないぞ。
コツコツと生活の中で技術を習得していこう。

はい、おじさん(おしまい)。

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ある日の堀りデー

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ポンコツおじさん

 

なんの脈絡もなくサウナにについて考えるおじさん。文化を知ると面白い。

2021年1月12日、早朝。
今日は5時起床。週末ドランカーをスタートしてますが、祝日も週末!?なのかを考えながら、既にビールを開けている自分いたんですが。そんなこんな休みも週末に入れておこうってこじつけしながら、お昼から「晩ん飯」をスタートする長っちりおじさんです。そんな3連休の最後でした。

ふっと、自宅にあったCoyote(2016年発行)っていうムック本が世界のSAUNA特集をしていて、何気なしにペラペラとページをめくっていくと、意外にもサウナって奥が深いんだなぁってことがわかりました。そして様々なサウナがあるっていうのも面白い。

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実は僕はサウナが嫌い。正確にはそんなに好きではない。水風呂に入るのも辛い。高温のサウナでじ〜っとしているのも耐え難い。なのでさっと入って出てしまうくらいサウナは得意ではない。でも、産業や物の成り立ちの歴史が好きな僕としては、サウナの歴史や文化を知ると少し興味が湧いてきてしまう。

 

1500年も前からあると言われるサウナ。そのサウナの原点と言われているのがエストニアにある「スモークサウナ」だそう。スモークサウナとはサウナと違って空気を逃す煙突が無いことが特徴。大量の石を赤くなるまで熱して、小屋に溜まった煙(スモーク)を壁の小さな通気口から逃してから入るそう。小屋の中に残るスモーキーな香りに包まれながら入るのがスモークサウナ。準備するまでに8時間位かかるので結構大変な作業ですね。

スモークサウナについてリンク貼っておきます。

metossauna.com


“サウナ“という言葉はフィンランド発祥なんですが、実はサウナの原点がこのスモークサウナだってことが面白いです。2014年には南エストニアのヴォルという(県)地域に残るスモークサウナの伝統が、ユネスコの世界無形文化遺産に登録されました。世界のサウナ業界でもほとんど知られていなかった田舎町のスモークサウナがフィンランドより先に世界遺産に登録されるということが結構驚きのニュースだったそうです。

サウナといえばフィンランド
人口500万人のフォンランドでは、300万のサウナがあると言われています。個人はもちろん会社の設備や店舗、公共のサウナなど様々だそうですが、サウナはフィンランド国民の文化なんですね。

フィンランドのサウナ文化

www.mift.net


ちなみに、日本では1957年(昭和32年)に銀座にあった東京温泉が熱を利用した国産サウナを導入したのが最初らしいです。前年1956年のメルボルンオリンピックで射撃の選手として出場した許斐氏利選手が現地でサウナを知って苦労して作ったそうです。

その後、1964年の東京オリンピックの時にフォンランドから持参したサウナが選手村にも作られたことをきっかけに日本でもブームになっていきました。1966年に東京の渋谷に本格的なフォンランド式のサウナ店がオープンしてから、サウナは一般的な健康法として普及していくわけですね~

 

文化を知ると苦手なものでも違った見え方になりますね。

では今日も張り切っていきましょう。

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ポンコツサウナ

 

山口やすゆき

 

社会活動レーベルをスタートした訳は、個の時代で生き抜くため。

2021年1月11日(祝月)、早朝。
正確には1時頃から書いているので、事前収録的なブログですね。

今年はコロナの影響で成人式が中止の地域も多かったと思うんですが、逆に街中で晴れ着姿の女の子たちが普通にランチしたり友達と買い物する姿を見て、いつもと景色が違って見えてとっても新鮮な感じがしました。自分の娘は2歳なんで、おじさん的には娘が成人するまでの18年間、ちゃんと生きなければと身が引き締まる思いですね。世のお父さん、お母さん、ご苦労様でした。そしておめでとうございます!


さて、僕は昨年末から社会発動レーベル「OJISAN  design」をスタートしました。社会活動って何だろうって思うかもしれませんが、特に定義的なものはないのですが、ざっくりと一人の人間として(社会の一員として)、等身大のおじさんとして社会に貢献していく活動です。そもそも生きているだけで社会活動しているので定義化する必要もないのですが、僕の場合はこれまでいろんな経験をさせてもらったことに感謝をしながら、これからは社会のためにできることをあれやこれやと考えてみようという決意表明みたいな感じでしょうかね。

組織の時代から、個の時代へ。
仕事をもらうのでなく、仕事を生み出す力を養う。

僕らのような小さな会社ではスタッフ一人一人の役割や存在が非常に大きいウエイトを占めていて、一人が離脱してしまうとプロジェクトの進行や運営が滞るなんてこともあります。組織ではありますがプランナーやクリエーター個々の能力や経験が様々なプロジェクトを支えています。世の中の個人経営の方々は自分の身体一つで勝負しているので、状況は同じだと思いますが。

そんな中でコロナです。状況は一変しましたが、うちの会社は仕事のリスク分散をしていたので、メディアプロモーションでテレビのロケやイベント企画ができなくなった時に、デザインや広告制作、映像制作、ブランディングのサポートなど技術提供やコンサル的な非対面型サポートのウエイトが膨らんだおかげで、コロナ禍でも会社を運営できました。同時に中長期的な取り組みのライセンス事業も進めてきました。

決してコロナの影響を受けなかったのではなく、明らかに影響はあったわけですが、複数の事業にリスク分散していたおかげで別の仕事でカバーできたわけです。こうした当たり前の日常がいつ奪われるかわからない時代に、組織よりも個々の力を育てなければという思いが強くなりました。


この一年で感じたこと、
それは組織に依存した生き方をしていては小規模事業者に未来はないということ。

 

僕は会社の経営をしているわけですが、これまでは会社をどうやって成長させるか、どうやって守っていくかという組織論で経営をしてきました。でもコロナという得体の知れないウイルスが蔓延して、当たり前の日常が失われた時に、みんなが命について考え、人生について考えたと思います。僕も考えました。会社を守ることも大切なんですが、豊かな人生を歩む方がもっと大切なんではないか?僕だけではなく、家族、スタッフ、みんなが豊かな人生を送るにはどうしたらいいかと考えた時に、組織への依存を捨ててみようと思いました。

組織主体の良さも強さももちろん理解しているのですが、TAN-SUという会社は一人一人が異なる才能や技術を持ったクリエーターの集まりです。いわばチームのようなもので、野球やサッカーなどスポーツのように個々の技術がなければチーム力も上がりません。なのでまずは一人一人が技術や価値を高める努力をすることが重要だと考えました。先述したように、小さな組織は一人一人の役割や存在が大きいからです。

僕自身の人生を豊かにする過程の一つに、たまたま会社経営というものがあるとすれば、組織というものや今の仕事や現状に捉われることもなく、人生を仕事と思えるのではないかと考えました。大手企業と違って小さな会社は組織論で会社を運営すると、組織を作り上げてパフォーマンスを発揮するまでに時間とコストがかかります。それよりも個々の価値や魅力を育ていく方が新しいサービスやネットワークが生まれやすいのではないか!?という仮説を立てて実験をスタートしました。僕個人の下に、会社経営、組織作りを組み込んだわけです。なので、野菜作りも会社経営も子育ても同一線上あることで、全ての出来事や出会いが循環しながら仕事に変わるというわけです。もしかしたら、ある時にガラッと事業内容が変わってしまうかもしれませんが。

意識が変わると目標が変わる。
誰かの役に立つアイデを生み出す!

 

僕の人生の目標は家族とできるだけ長い時間を共に生きる!ですが、それとは別に、何が幸せか?と問われたら、「誰かの役に立つこと」と答えます。会社を大きくしようとか、自分自身が億万長者になろうとか考えてはいませんし、最低限の生活を守れればいいなと思っています。ただし、会社として収益を上げなくて良いなんてことは思っていません。社会に受け入れられる作品や商品やサービスを生み出すことで誰かを幸せにできるのであればそれはビジネスです。ただし、重要なのはお金をどう使うか?です。コロナ自粛中にスタッフとも幾度となくミーティングを重ねてきたことは、困っている人のサポートになるようなアイデアを生み出そうということ。一つの形として実践したのは、リベットボタンの「あそびを届ける活動」です。コロナ自粛期間中、毎日の子供の遊びを考える時間の無いパパママ、保育士さんや福祉関係の方々に工作や音楽の遊び動画を届けてきました。このようにスタッフ一人一人が社会活動を行うことによって、人と人とのつながりを生み出すことが重要だと思っています。

そんな中で社会活動レーベル「OJISAN  design」もスタートしました。46歳の等身大のおじさんを実験台にして、子育て、会社、野菜作りを失敗も成功も含めて記録していく活動です。お金を生むもの、生まないもの両方含めてプロセスが価値だと考えており、価値に札をつけておきたくてレーベルというスタンスを取りました。これからの時代、仕事をもらうのではなく、生み出せる会社しか残らないだろうし、結果的にそれが企業価値にもつながるんだと思います。おじさんの活動を笑うもよし、多少ヒントになるでもよし、無味無臭でもよし、素通りでもよし。でも僕は考えることや実験することは止めませんし、小さなことをコツコツと継続していきます。

個の時代を生き抜くための機動力をアップする作業って感じですかね。
では、全国のおじさん方、みんなで一緒に頑張りましょう!

 

追記

Eテレの「にほんごであそぼ」の太陽役(美輪明宏サン)こと “みわサン“が大好きです。
世の中、駄洒落で出来ている・・・

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にほんごであそぼ、をリスペクトして。




山口やすゆき
OJISAN design

 

ラジオのように書いています。音声メディアと文字とカスタマイズと。メディアはカスタマイズされる時代。

おはようございます。2021年1月10日(日)の朝です。
実は僕、2019年の1月から半年間、TBSラジオで自分の番組を持ってパーソナリティをやっていました。生意気なんですがスポンサーはTAN-SU、企画、制作、構成、デザイン、テーマソング、ゲストブッキング、全てTAN-SUチームでやりました。 「ハツデンキ」という番組で、土曜日の夕方5時15分から5時30分まで放送していた15分番組です。地域を元気を発電している方をゲストにお呼びしてトークしていきます。恐れ多くも僕のアシスタントを務めてくれたのはサンデージャポンで今をときめく山本里菜アナウンサーです。未熟な僕のトークをいつもサポートしてもらって感謝しています。この時の経験は本当に大きくて、勉強になることばかりでした。

www.tbsradio.jp

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山本里菜アナウンサーと2ショット。ありがとうございました。

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初回ゲストは、同級生のビビる大木くん

ラジオのアーカイブ記事はお豆腐マイスターでライティングも得意な豆ちゃんこと工藤詩織ちゃんが書いてくれていました。素晴らしい文章力。テーマソングはリベットボタンの「よりみち。」、番組ロゴやデザインもリベちゃんが担当、これまた素晴らしい。構成台本はうちのマッキー編集長が書いてくれました。さすが編集者の台本は丁寧で素晴らしい。放送作家より作家らしい。というと怒られそうだけど(^^)💦

 

音声がテキストになって残っていくって素晴らしいことだと感じていたので、逆に僕のブログはいつラジオになってもいいように、毎回テーマやタイトルを工夫して書いています。企画をいろいろ展開できるようにしたカスタマイズブログなんです。ラジオになった時のタイトルが「OJISAN  design」だったらしっくりきませんか?

この「ハツデンキ」という番組、元々の企画は「発伝企」という文字でした。僕の活動の主軸である、発信、伝達、企画の頭文字を取って「発伝企」。企画作りについてワークショップやイベントとかやろうかなと、ぼんやり考えていた企画でした。それをTBSラジオの方が面白がってくれて番組になった、というわけです。ラジオキングのTBSで番組を持てたことは今だに信じられませんが・・・。

僕はラジオが好きなんで、事務所のBGMはいつもラジオです。職業病かもしれませんが個性的なパーソナリティの面々の言葉の操り方が大好きで、喋り手の話術やスタッフの制作意図なんか想像したり、ブッキングに注目してしまったりします。だいたい9時から17時までは事務所ではラジオが流れています。

音声メディアの可能性に期待!!

音声メディアって、テレビよりも自由な空間で人の本音が聴けたりするので好きですね。ラジオって文字とも相性がとってもいいように思います。僕は以前から雑誌の方にはラジオをお薦めしてきましたが、雑誌ってラジオにすべきコンテンツやリソースの宝の山みたいだと思っています。モデルやインフルエンサーという人もいれば、デザインやライティングができる人もいる、さらに連載もあれば特集も組めて、ネタも情報も、作り手や演者にも困らないですよね。いろんな企画をいろんなメディに向けてカスタマイズできるって雑誌の強みだと思います。僕はカスタマイズメディアって言ってますが、雑誌はラジオなどでどんどん発信してほしい。今ってYouTubeもいいですけど、文字メディアは視覚で伝えるより、聴覚に訴えた方がリスナーもつきやすいし習慣化しされやすいと思います。ソーシャル上でもいろんなラジオメディアも出てきているので面白いと思いますよ。

音声メディは文字と相性がいい、そしてブログもカスタマイズできるようにしておくと、新しいメディアのコンテンツとして派生するかもしれませんね。

さて、今日もラジオを聴きましょう!

山口ラジオ


週末ドランカーで自分なりのお酒との付き合い方を学ぶ、おじさん酒業!!肝謝肝激ですね。

2021年1月9日(土)早朝ブログ。
おはようございます。

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おじさんは黄昏るのが好き

昨日は1週間ぶりにお酒を飲みました。
どのくらい感動的に美味いんだろうと思ってワクワクしていたんですが、意外にも平日に飲んでる炭酸水と変わらない感動だったw でもやっぱり香りとか風味はノンアルコールよりは美味しいと、個人的には思うのですが。

平日にアルコールを抜いてみると、お酒を飲む日と飲まない日の思考の違いに気がつきました。お酒を飲むと理性をコントロールする大脳新皮質の働きが鈍くなって、気持ちが前向きになったり高揚したりするそうですが(アサヒビール参照)、明るい気分になってなんでもやれそうな気持ちになったりもしますね。これってお酒を楽しむ醍醐味だったりしますから、適量でお酒を楽しむのって良いことだと思います。

 

www.asahibeer.co.jp

僕の場合は、お酒を飲むと非常にポジティブになって、普段考えている些細なアイデアなんかを棚卸しし始めちゃう変な癖がありますw。。。家族のことも仕事のこともどちらも。TAN-SU的には引き出し!?にしまっておいたいろんなアイデアを引っ張り出してきて、脳内で企画メモを書き始めちゃって、いかにも面白いことを思いついたって感じでスタッフや知り合いにLINEで送っちゃったりする。もちろんみんなわかっているんで、「はいはい、またはじまったよ」って感じで、暖かい目でおじさんを見守ってくれている!?のかいないのか!?

いわゆる大脳新皮質の働きが鈍って若干理性のコントロールが甘くなって、「まいっか!」「いけんじゃね!」みたいなポジティブな気持ちが生まれるんでしょうね。しょぼいアイデアも、もう少し練らないといけない企画なんかも、やれそうな気がしちゃったりします。逆に人間関係で言えば良い意味で本音が言えたりとかするので、酒の場で一気に距離が縮まるなんてこともありますね。

お酒の席で盛り上がった企画って、翌日になると意外にもスケールダウン、トーンダウンしているって誰でも経験があると思うんだけど、まさにそんな毎日だったわけです。コロナ自粛前は会食も多くて毎日とんでもない量のお酒を飲んでいたんだなぁつくづく肝臓の働きに肝謝肝激ですね。


今年に入ってスタートした社会活動レーベル「OJISAN design」では、自分自身の生活を通して中年おじさんのチャレンジを発信しているんですが、その一つが健康ですね。特にアルコールとの付き合いを見直しました。子供や家族と長く一緒に健康で暮らすには健康である必要があるし、そう考えて平日のお酒を控えて週末ドランカーを始めました。

お酒を飲まない平日は心身共にスッキリしていて、余計なことを考えずに実に実務的に効率的に行動できたと思います。何より仕事の一つ一つの判断が明確だったような気がします。逆にお酒を飲んだ時は、少し現実から逃避行してファンタジーな気分になります。そこから素敵なアイデアが生まれることも多いし、お酒が弱気な自分の背中を押してくれることも多々ありました。

こうやって自分の体を使ってお酒を飲む時と飲まない時の思考に違いを実験してみると、自分なりのお酒との付き合い方に出会うことができるかもしれません。僕の場合は、週末ドランカーから生まれたファンタジーな物語を、平日に冷静な頭で検証したり実行レベルに持っていくって感じで、使い分けています。

以上、お酒の付き合い方を学ぶ、おじさん酒業でした。
では楽しい週末を。

山口やすゆき

 

個人の時代に必要なのは「アイデア」と「協業」

2021年1月8日(金)早朝。
毎日3時起きの早起きおじさんしてますが、冬場は寒いので朝の農作業はやりません。というか霜の付いた野菜を収穫してもすぐ水浸しになるので、農作業は極力お昼ぐらいからにしています。

今シーズンの冬野菜もまもなく終わり。2月くらいから徐々に春野菜の準備に入ります。赤い大根シリーズが好評だったので(しかも春と冬両方とも作れるので)、カブやジャガイモなど赤シリーズを増やすべく準備中です。

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うちの畑

余談ですが、最近見たYouTubeで面白かったのがメンタリストDaiGoさんが今年の初めにアップした動画。「朝やってはいけないワースト5」というのがいくつか当てはまってて面白いっていうお話しでした。

●通勤ストレスなし!?▶︎会社まで自転車で5分圏内だし、てっか昨年の4月から5分のサイクルで仕事するぞ〜って決めて実行したので、これが一番嬉しい。●重めの仕事は朝がいい!らしくって、僕、毎日早朝から午前中にかけて結構重めの仕事して、午後はメール返信とか、考え事してぼーっとしてる(笑)、●朝はタンパ質多めに摂取すると糖分や炭水化物への欲求が減るらしいけど、朝食べないからハズレ。などなど、あとは動画見てね。科学的に答え合わせできて面白い。


丸一日ムダになる【朝やってはいけない】ワースト5


DaiGoさんの話題の後に、何を書いても受け売りって言われそうで怖いけど、まぁ僕もそれなりにメディアの世界で長年仕事をして食べてきているので、あくまでも自分の意見として書いていますよ。でもDaiGoさんのYouTubeは論文や研究などのエビデンスに基づいた内容なので、想像で話しているものではないから実務として取り入れやすいですよね。だから人気なんだろうなぁ。

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僕の移動サイクル




僕のブログでは、
自分がこれまで1000以上の地域や企業のプロモーションやコンテンツをプロデュースしてきた経験やアイデアを、46歳のおじさんの新しい働き方開発に活かそうっていう内容です。野菜作ったり、子育てしたり、会社経営したり、どんなライフスタイルをデザインしてくのかをお届けしています。物事の捉え方や考え方など、お仕事のヒントにもつながればいいと思います。

新しい自営業の形は「協業」

僕は20年近くメディアや芸能の世界で仕事をしてきましたが、テレビが独占していた広告モデル型のビジネスではこれからの時代は生き残れないと思って起業したわけです。SNSYouTubeなど新しいメディアがどんどん立ち上がって、個人レベルでメディアを持てる時代になってくると、様々な情報はオープンリソースされていくわけです。今までシークレットだった予算や仕掛けなど、いわゆる「プロセス」が表面化してくるんです。そうなるとクライアントさんもテレビだけに依存したプロモーション予算や広告や宣伝のそもそもの考え方も見直すんですね。テレビに高いお金をかけなくてもいろんな宣伝方法があることにを国民みんなが気付いてしまったわけです。

となると僕たちのようなテレビを中心にプロモーションの企画を考える代理店やPR会社はいずれきつくなってきます。なぜ、そんな未来が見えたのかというと、当時の僕たちの会社のポジションは下請けの下請けです。どんなに面白いアイデアがあっても予算が減らされたら仕事が回ってきません。そんな思いから自分たちの仕事に特徴を持たなければと思い、TAN-SUというブランドネームをつけて、独自のプロモーション企画を生み出せるチームを作りました。

これからは自分たち独自のスタイルを作る必要があると思って2015年に独立しました。
起業する時に2つだけ決めたことがあります。

それは
①全方位のネットワークで仕事する
これはどういうことかというと、簡単に言うとメディアや媒体、代理店、企業、行政などのハブ機能として皆さんと協業できる関係を目指すということです。僕たちの強みでもあるメディアコーディネート力やプランニング力を活かせれば、メディアや媒体のサービスをマッチングして幅の広いプロモーションプランを生み出すことができます。一見代理店のような動きににも見えますが、どんな企業とも対等な関係を保って協業を目指すという違いがあります。


②コンテンツを生み出すクリエイティブ力を持つ
ノウハウやアイデアを可視化するためのコンテンツ制作能力を持つこと。僕たちの強みである音楽、映像、冊子、販促ツール、メニュー開発、レシピ開発、ワークショップなどのコンテンツづくりの強化です。クリエーターや専門家といったネットワーク構築です。

という2つのことを強化しながら会社のスタイルやスタンスを作ってきました。
広告モデル型のビジネスから脱却すること、ライセンスを生み出すことで、小さな会社でも大企業に新しいサービスを提供できたり、新商品のアイデアを提供できる機会も出てくると思います。また小さな会社であることで小回りの効く効果的な仕事ができます。

誰もがメディアを持てるSNSYouTube時代において、アイデアがあれば多くの企業とマッチングできる可能性が広がりました。情報の距離が近くなったからですが、個人や自営業のリソースを、技術力と販売力のある企業に提供できる新しい時代が来たように思います。

どんどんいろんなサービスが生まれて、社会の課題を解決できるといいと思います。
僕たちもみんなの協業時代に乗り遅れないように頑張ろう。

では今日も張り切っていきましょう!

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大根バズーカぶっ放せ!ぶっぱなせ!



山口やすゆき